かもがや (鴨茅) 

学名  Dactylis glomerata
日本名  カモガヤ
科名(日本名)  イネ科
  日本語別名  
漢名  鴨茅(オウボウ,yāmáo)
科名(漢名)  禾本(カホン,hébĕn)科
  漢語別名  
英名  Cocksfoot, Orchard grass
2006/05/22 新座市中野

 カモガヤ属 Dactylis(鴨茅 yāmáo 屬)には、ヨーロッパ・北アフリカ・西アジアに数種がある。

   カモガヤ D. glomerata(鴨茅) 
    
 イネ科 Poaceae(Gramineae;禾本 héběn 科)については、イネ科を見よ。
 「和名 鴨茅ノ和名ハ明治十三年頃ニ始メテ東京大學ノ松村任三氏ガ下セシ者ナリ、而シテ同氏ハ多分此禾本ノ俗名 Cock's-foot Grass ヲ見テ其 Cock ヲ Duck ト勘違ヒヲ成シ、元來とりのあしがや(雄鷄の脚茅)トデモ爲スベカリシヲ端ナクかもがや(鴨茅)ト書キシナラン、此 Cock's-foot ヲかもがやト譯セシ證據ハ同氏著『本草辭典』ニ在リ」(『牧野日本植物圖鑑』)。 
 漢名は和名の輸入。『植物學大辭典』「鴨茅 Dactylis glomerata,L. カモガヤ」の解説に、「名見日本理科大學植物標本目錄」と。   
 ヨーロッパ・西アジア原産、広く世界の温帯に帰化している。
 日本には、一説に文久
(1861-1864)年間に渡来、一説に明治初にアメリカから牧草として渡来。
 

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